平成２４年度青年・女性建築士の集い中四国ブロック山口大会に行きました！（その4）

私達愛媛は、
エキスカーションCコース！
僕はC-2でした。

萩の土塀・石垣を探訪するコースです。

もともと武家の町でした。


↑ガイドの渡辺さんが案内して下さいました

このエリアを含め、
国選定の
重要伝統的建造物群保存地区
です。


↑江戸時代につくった石垣の上に石を積み上げた境目

なぜ、江戸時代につくった石垣のうえに
明治以降石を積み上げたかというと、
とても面白い理由が！


↑大槻洋二さんからの説明

武家屋敷が一帯に広がっていた場所が
政治的な流れで、突然空き家だらけ
になってしまいます。

人が住まない家屋はすぐに傷み始め、
多くの家屋を解体することに。

その後の土地利用で、たまたま夏みかんを植えたところ、
この土地との相性が良かったそうです。

ただ、夏みかんは潮風に弱いので、
囲いが必要でした。

と、いうことで、
既存の石垣の上に
石を積んだ
ということです！


↑夏みかんの芽

萩市民の方の多くは、
夏みかんの木を植えているようです。
夏みかんを半分に切って
お風呂に入れているそうです！


↑石垣と夏みかん畑と指月山

歴史を知ると、まちなみの見方も
変わって見えます。


↑マンホール？型の案内

これは、マンホール？
床付のサイン？
まちなみの邪魔にならないような
配慮がいろんなところに見受けられました。


↑歴史を積み重ねた石垣

石垣の積み方や、石の種類も違うので、
テクスチャーとしても面白いです。


↑右の植栽から昔の御成道の痕跡

昔、殿様が通る御成道の幅が分かる場所がありました。

つづく・・・。