大学の講義「白の家(篠原一男)」矩計図の作図

先週の寒さから一変！今日の福岡は暑い一日でした。

先週、学生さんには予告していましたが、いよいよ

「ボーナス課題」の発表！

白の家の「矩計図」をかいてもらいます！


↑建具を含む矩計図はかきごたえがあります！

「矩計図」（かなばかりず）とは、
建物の断面の一部を切断して、納まりや寸法等を細かく記入したもので、
基礎から軒先までを含む主要な外壁部分の各部分の高さ関係や
材料(仕上、断熱材等)などを示します。

縮尺は1/20～1/50くらいでかきます。

そして、一般的な住宅レベルであれば、平面図と矩計図があれば、建設出来てしまうくらい、重要な図面と言われています。

また、大学卒業後に受験可能な２級建築士の設計製図試験には、必ず「矩計図」の出題がありますので、
１年生の課題としては、かなり重要だと思います。


↑実際の２級建築士の設計製図課題も貼りだして、説明しました。

なんか、Ｎ建学院のまわしものですね(笑)。

どのくらいの人がチャレンジするかなぁと少し不安になっていましたが、
我が班のほとんどの学生さんはチャレンジしていました。

そして、時間内にかきあげた人も！

素晴らしい！

内容は置いておいて、早くかける人は、仕事も早いと思います！将来有望です。

ちなみに、僕はとても遅い・・・（恥）。

尾方先生と面白い話題になったのは、
「矩計図」と「断面詳細図」の違いは？

問われて、少し考えさせられましたね。。。

僕は、1/50レベルで、断面一面を切った図面を「断面詳細図」と呼んでいます。
外部と内部の境目を部分的に切ったのが「矩計図」かなぁという感じでしたが・・・。

尾方先生曰わく、矩計図という言葉を使うのは建築だけで、
機械設計等では、「断面詳細図」という呼び方だけなので、
矩計図という言葉はすごく特殊な用語だというお話がありました。

もともとは、
「矩」という字は、「さしがね」を指します
「さしがね」とは大工さんが持っている直角に曲がった鉄の定規の事。

「矩計図」というこの言葉１つの意味を追い求めたら、面白い歴史が見えてくるかもしれませんね。

講義修了後、古巣の所長に会いに行きました。
在籍中に担当させてもらったお仕事の名前を使わせてもらうお願いごとです。
自分が担当したとはいえ、許可なく名前を使うのはちょっとうしろめたいので。
快諾を頂き、一安心！

相変わらず、お忙しそうでした。
最近、学校ばっかりやってますねぇ・・・。

少し、仕事をこなして小倉へ。

今日は、小倉駅の小倉らうめん横丁全店４件中の３件目のチャレンジ！
小倉ラーメン　陽林軒

スープが、豚骨ベースで、醤油、みそ、塩のセレクトが可能です。
僕は、女性人気No.1の塩とんこつと餃子３個セット（650円）をお願いしました。
ちなみに、男性人気Ｎｏ．１醤油とんこつです！

スープはあっさり目ですが、豚骨と塩の相性はばっちりです！
なかなか美味しかったです。
特に小振りの餃子！


↑あっさりとんこつうまい！

次回は、最後の４軒目に行ってみようかな〜。


↑小倉駅で沖縄物産展らしきイベントが！

満足して、明太子プリッツを買い、今日もフェリーで休息・・・。