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□大分大学工学部井上先生のお話 大分大学工学部福祉環境工学科・建築コースの井上正文先生(工学部長・一級建築士)は木材や竹材の研究を手掛けています。 先生のご趣味は、全国の国宝を見てまわること。 井上先生が手掛けている研究テーマである木材、竹材の新しい接合技術や、大分県内に立つ木造校舎の構造調査、木質構造ボルト接合部の補強に関する研究等をスライドでご説明頂きました。 中でも興味深かったのは、和霊小学校(宇和島市)プールに使われたRC造の配筋形式が、鉄筋と竹筋の複合形式だという調査報告についてでした。 プールの解体時、コンクリート断面を見たところ、状態は良好で、竹の断面をスライド画像で、確認することができました。 また、愛知万博にて竹を構造とした長久手日本館の建設から解体までを手掛けられたお話や、竹材同士や竹と木材との接続の研究には、大分県でよく取れる真竹(まだけ)活用の可能性を感じました。 □ 大分大学工学部の研究について 助教の田中先生に、実際に木や竹の圧縮実験や研究データを採取している実験棟を見せていただきました。 中には、大手建設会社との基礎補強の共同研究で、強すぎで失敗した体験談や、シロアリに喰われた木材の強度試験(和歌山のシロアリ)の実験など、興味深い研究内容を実際につかう機材を見ながらご紹介下さいました。 竹材を使った研究では、竹のスライスしたものを集成材で使う接着剤を用いて圧着するお話がありましたが、竹には黒っぽくて固い部分と、白くてやわらかい部分があり、圧縮すると、残るのが黒っぽくて固い部分がほとんどの面積を占めるそうです。 その方が、白っぽい竹の部分が残るより強度が出るそうです。最近は、竹籤を圧縮する方が、竹を加工するよりも、経済的、合理的だそうです。 ↑井上先生(右)によるレクチャー ↑ワークショップで学生自ら建設に携わった木造の小屋 ↑たけひごを圧密した竹材(一番左)
by atk-design
| 2011-09-17 15:00
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