呉支部の方に案内されて、呉市入船山記念館を拝見しました。
しかもガイドさん付きで呉の歴史的背景を含めわかりやすく説明して頂きました。
呉は古くから海軍の拠点としてまちが形成されてきた都市で、都市のインフラ(電気、水道等)の整備は他の都市よりも早く整備されたそうです。
メインは旧呉鎮守府司令長官官舎です。
この建物は、明治22年洋風木造総2階建の軍政会議所兼水交社が建てられ、明治25年からは長官官舎として利用されました。その後、地震等で一部崩壊がありましたが、平成7年に建築当初の姿に復元したそうです。
この建物は木造平屋建で、洋館部と和館部からなっており、洋館部は外観に英国風(ハーフティンバー様式)を取り入れ、屋根は天然スレート(粘板岩)の魚鱗葺きになっています。
また、洋館部の壁や天井には、全国でも珍しい金唐紙が貼られています。(パンフレットの説明書きを抽出)
昔は工業製品として金唐紙をつくっているところがあったようですが、現在では金唐紙研究所の上田尚さん(国選定保存技術保持者)ら、しか製造できる人はいないそうです。
しっかりと呉の歴史を勉強した後は、途中で合流した呉支部の方含めて昼食会です。
お互いの若手としての考え方を議論し、ノンアルコールビールなのにかなり盛り上がりました!

↑広島県女性委員長と呉支部の方含めて記念撮影

↑唯一触っていい金唐紙(きんからかみ)のサンプル

↑昼食はお互い若手の考え方を議論しました