W邸の住宅完成までのスケジュールが厳しいので、早い段階で地盤調査をしてもらいました。
地盤調査後に基礎の形状を決めて、確認出しの準備です。
今回もスウェーデン式サウンディング試験で、立ち会いしたところ、まぁまぁ支持力が出ていたので安心しました。
あとは、地盤調査報告書を後日頂いてから設計作業を進めます。
東日本大震災のことを考察すると、特に内陸部の住宅は、地盤の善し悪しで被害の程度がくっきり分かれているようでした。
我々設計者は、建築物のみならず、地盤についても専門的な知識を備え、責任ある行動をすべきだと思います。
内藤廣さんが「建土築木」という言葉を使っていますが、まさに、建築と土木、また不動産、金融等の知識を得るべきだと思います。
日々勉強ですね。

↑K邸の時にお世話になった東昇技建さんです

↑比較的上層部は固いようです

↑先端がとがっている棒も、摩耗すると交換するそうです