E砕石さんの砕石現場を見せて頂きました

以前、近藤木工所で玄関ドアの製作をさせて頂いたE砕石の社長様のご厚意で採石場を見せて頂けました。

四国で一番大きな採石場で、あと200年近くは砕石場として稼働する事ができるそうです。

砕石の元となる砂岩を取り出している山の上からの景色は絶景で、地層がはっきりと見えます。

その地層は、途中で地殻変動が起きて大きな角度が付いています。
時々貝殻が出てくるんだそうです！

山のふもとには、巨大な砕石工場が広がり、ほとんどがK社長の設計して自社で製作した機械がずらり！

多くの消耗部品を使うため、メンテナンスが欠かせないとの事でした。

砕石工場はまるで一つの「まち」のようで、敷地内にガソリンスタンドや、重機の車検場、整備場、鉄骨等の加工場、そしてディーゼル発電機まで！

発電機の発電能力は１つの町のすべての住宅の電力をまかなえるくらい！

異業種の世界を垣間見て、驚きの連続でしたが、なによりK社長のやさしく、温厚な語り口の中から出てくる説得力のある言葉に圧倒されました・・・。

お忙しい中、４時間近くもいろんなお話を聞かせて頂きました。

砕石場と聞くと、環境保全から離れたイメージがありますが、採石が終わると、植林作業を行い、元の森の姿に戻すルールがあるそうです。
その他、数え切れないくらいの法規制の中でいろんな対応を求められていることも知りました。

そんな砕石工場をもっとみなさんに知ってもらう機会があればいいなぁと思いました。

採石後の植林を通して、親子連れに対して勉強会、植林のイベントを行うなど、出来れば面白いかもしれません。

K社長にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

ありがとうございました！


↑山の谷部分から砂岩を取り出しています

↑加工後、ベルトコンベアーで各大きさに分けられた場所まで運ばれます

↑なんと自家発電機まで！